時代が進むにつれ、女性の社会進出が活発化しています。かつて存在した「男が働き、女は家事」という考え方はすごく古めかしいものとなり、今となってはそんなことを口走る人はほとんどいないと言っても過言ではないでしょう。ずっと冷遇されてきた女性の立場も随分と改善され、男女平等にとても近づいています。とは言っても、それはまだまだ完全なものではありません。むしろ、下手に女性の社会的地位が一気に高まったがゆえ、世間の認識のみが平等に近づき、環境はその認識に追いついていないのが現実です。
具体的な例をあげると給与の面です。男性と女性の平均給与は大きな開きがあります。つまり、企業、仕事に携わる女性は着実に増えていますが、しかしその企業、仕事自体を動かしているのは未だ男性なのです。さらに、中途半端な男女平等が実現してしまった所為で、男性の中に「男と女なんて関係ないのだから、給料などに文句をつけるな」という考えが生じはじめていることも否めません。その結果、女性の仕事における苦労は軽くなることがないのです。
そのようにかつてとは違った苦しみのもとで働いている女性の中には、き「仕事辞めたい」と感じている方もいるかもしれません。しかし、この現代ではそう簡単に仕事を辞めることはできません。ゆえにその苦しみをずるずると感じ続けることになってしまうのです。ただ、女性の社会進出につれ、女性で権力を持つ方も増えてきています。現に、今、バリバリと仕事に打ち込んでいる女性はたくさんいます。女性は社会に惑わされる必要はないのです。女性は「自分は男性より強いんだ」そう誇っていいほどの強さをもっているのです。女性の道を切り開いていくためにも、堂々と意見して社会を変えていきましょう。